■ ID | 352 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 廃棄物最終処分場における植物・土壌動物の特性について |
■ 著者 | 山田正人
国立環境研究所 石垣智基 国立環境研究所 井上雄三 国立環境研究所 小野雄策 埼玉県環境科学国際センター 谷川俊治 渇棊p生物 草加速太 渇棊p生物 橘敏雄 渇棊p生物 |
■ 出版元 | (社)廃棄物資源循環学会 |
■ 出版年 | 2002 |
■ 誌名・巻・号・年 | 第13回廃棄物学会研究発表会、平成14年11月29日 |
■ 抄録・要旨 | 廃棄物最終処分場は、埋め立てられた廃棄物によって@地表面への塩類の集積、A地温の上昇、Bメタンガス等の発生などにより、処分場の生物相は周辺環境と異なることが予想される。当該処分場は周辺環境に比べやや土壌の硬度が硬く、土壌のアルカリが強く(pH7.7-8.4、対照地pH7.5)、塩類が多い(EC7.9-53.1mS/cm、対照地5.9mS/m)特異的な立地環境であった。埋立終了から数年を経ても尚裸地もしくは1、2年生草本の帰化植物が優占し、遷移段階の初期で停滞していた。また、凸部に植生が見られ凹部では裸地化する傾向が見られた。これは凸部は塩類が洗い出され空隙ができやすく植物が生育できる環境が作られてくるが、凹部では塩類や粘土が集積し理化学的条件が悪化する傾向にあった。当該処分場は今後も植生遷移の過程を観察する必要である。 |
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